コートでのオーダー

課題

メキシコで50年前に発明された、ラケットスポーツのパドルテニスは現在ヨーロッパ中で楽しまれています。スウェーデンではスポーツフロアの専門家であるユニスポーツが大々的に宣伝して、現在までに、パドルコート約60面を建設しました。しかしながら、スウェーデン南部のマルメにおける激しい春の嵐が、コートのガラスの壁を打ちつけ、それにより、ボルト接合部が緩むという、予想外の問題を生み出しました。最悪の場合には、壁は崩落する可能性があります。

 

解决方案

ユニスポーツは、コートのガラスの壁のボルト締結に、ノルトロックワッシャーの使用を推奨しました。元々今回の使用検討箇所はボルト頭部の形状上、片側にはノルトロックワッシャーが使用できない箇所でした。しかしユニスポーツは、激しい風による繰り返しの振動での事故を懸念し、ボルト頭部は接着剤で固定し、反対側のナット側にノルトロックNL10spssを使用することを提案しました。

 

結果

パドルコートはそれ以降問題を起こすことなく、壁が崩落する可能性も除去されたため、パドルテニスはプレーヤーにとってより安全なものになりました。また、コートのメンテナンス頻度が下がったために、ユニスポーツの費用削減にもつながりました。さらにこの後、ノルトロックとユニスポーツはパドルコートの構造の安全性をより向上するために、接着剤の代わりに機械的な機構でボルトを固定する方法に変更することを考えています。

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